ヘルニアと牽引
2006/07/05 (Wed) 10:38
私がこの世界に入って一番最初に「ヘルニア」という言葉を聞いたとき、スグに頭に浮かんだのは鼠径ヘルニアで、いわゆる「脱腸」のことです。
当時、私は内臓系については多少の知識はあったんですけど、筋骨格系に対する知識はかなりお粗末なものでした(笑)

椎間板とは、背中の骨と骨の間にあるクッションのことです。
このクッションは丈夫な繊維でできていて、その真ん中には「髄核(ずいかく)」というゼラチンみたいな物質があって、髄核には椎間板にかかる圧力を均等に分散する役目があります。


椎間板にかかる圧力が一定で、かつ髄核自身に十分な水分が含まれている間は効率よくショックを吸収するお仕事が出来るんですが、老化による消耗や、かかる圧力があまりにも一方に偏っていると、髄核を囲んでいる繊維質が破れて中の髄核が飛び出し、これが脊髄の横を通っている神経に障ると痛みや痺れなどの障害が起こります。
椎間板ヘルニアの成り立ちを、ものすごーーく簡単に説明すると、こうなります。
さて、椎間板ヘルニアの治療によく使用されるのが「牽引」ですが、私個人はこの「器械による牽引」の効果には懐疑的です。
例えば、ゴムを両手でうーーーんと引っ張って”急に”手を離したらバチンって縮むでしょう?
引っ張っていた力が強ければ強いほど、ゴムの元に戻ろうとする力も同じだけ強くなりますから、パッと手を離すとゴム本来の大きさよりさらに縮むことは想像できると思います。
これと同じことが、人体に起きるのではないかと思うのです。
牽引を受けると、受けている間は椎間板にかかっていた圧力が少なくなりますからある程度は症状が軽くなるでしょう。
でも、牽引をやめたとたん今まで以上の圧力が対象の椎間板にかかりますから、余計に悪化するんじゃないかないかなーと思うんです。
すでにほとんど出てしまった髄核は外科的手術によって切り取るしかないでしょうけど…でも予後はとっても辛いらしいですね…軽症の場合は、自ら努力することでかなりラクになります。
椎間板の髄核脱出の様子を、解りやすく歯磨きペーストのチューブに例えてみますね。
思ったよりも多くペーストが出てしまったとします。
出た量が少しだったらチューブを指で上下左右に少し押すことでチューブ内の内圧を変化させ元に戻すことができます。
でも、完全に出てしまってぺーストが切れる寸前だったら、どんなに工夫してもチューブ内に戻すことはできないでしょう?
こうなったら潔くブラシに取る(外科手術)しかないわけです。
なので、こうなる前に試してほしいのが「自分の姿勢を正すこと」なのです。
すでに投稿しましたが、正しい姿勢で過ごすとそれだけ身体への負担が軽減します。
ちなみに、(座ったままで)正しい姿勢とは
1.肛門を軽く閉めて(左右の坐骨をくっつけるように)
2.下腹部に軽く力をこめて骨盤を安定させ(腰を反らせないため)
3.両手は力を抜いて体側にたらし
4.頭は骨盤のうえに置くように、首をなるべく伸ばす。
こうすると椎間板にかかる負担が少なくなりますから、歯磨きペーストのチューブが減圧されたように髄核が引っ込みます。
軽いヘルニアの障害だったら、これだけでかなりラクになります。
これは、いわば自分の力で牽引しているようなもの。
コレだったらいきなり力が抜けてヘルニアが悪化することも少ないハズです。
もちろん、正しい姿勢を保つには、適度な強さの筋肉と、栄養、休養が必要であることはいまさら繰り返すまでもありません。
くわしくは、健康系総合目次から「あなたの身体が壊れるとき」シリーズをみてくださいね!
当時、私は内臓系については多少の知識はあったんですけど、筋骨格系に対する知識はかなりお粗末なものでした(笑)


椎間板とは、背中の骨と骨の間にあるクッションのことです。
このクッションは丈夫な繊維でできていて、その真ん中には「髄核(ずいかく)」というゼラチンみたいな物質があって、髄核には椎間板にかかる圧力を均等に分散する役目があります。


椎間板にかかる圧力が一定で、かつ髄核自身に十分な水分が含まれている間は効率よくショックを吸収するお仕事が出来るんですが、老化による消耗や、かかる圧力があまりにも一方に偏っていると、髄核を囲んでいる繊維質が破れて中の髄核が飛び出し、これが脊髄の横を通っている神経に障ると痛みや痺れなどの障害が起こります。
椎間板ヘルニアの成り立ちを、ものすごーーく簡単に説明すると、こうなります。
さて、椎間板ヘルニアの治療によく使用されるのが「牽引」ですが、私個人はこの「器械による牽引」の効果には懐疑的です。
例えば、ゴムを両手でうーーーんと引っ張って”急に”手を離したらバチンって縮むでしょう?
引っ張っていた力が強ければ強いほど、ゴムの元に戻ろうとする力も同じだけ強くなりますから、パッと手を離すとゴム本来の大きさよりさらに縮むことは想像できると思います。
これと同じことが、人体に起きるのではないかと思うのです。
牽引を受けると、受けている間は椎間板にかかっていた圧力が少なくなりますからある程度は症状が軽くなるでしょう。
でも、牽引をやめたとたん今まで以上の圧力が対象の椎間板にかかりますから、余計に悪化するんじゃないかないかなーと思うんです。
すでにほとんど出てしまった髄核は外科的手術によって切り取るしかないでしょうけど…でも予後はとっても辛いらしいですね…軽症の場合は、自ら努力することでかなりラクになります。
椎間板の髄核脱出の様子を、解りやすく歯磨きペーストのチューブに例えてみますね。
思ったよりも多くペーストが出てしまったとします。
出た量が少しだったらチューブを指で上下左右に少し押すことでチューブ内の内圧を変化させ元に戻すことができます。
でも、完全に出てしまってぺーストが切れる寸前だったら、どんなに工夫してもチューブ内に戻すことはできないでしょう?
こうなったら潔くブラシに取る(外科手術)しかないわけです。
なので、こうなる前に試してほしいのが「自分の姿勢を正すこと」なのです。
すでに投稿しましたが、正しい姿勢で過ごすとそれだけ身体への負担が軽減します。
ちなみに、(座ったままで)正しい姿勢とは
1.肛門を軽く閉めて(左右の坐骨をくっつけるように)
2.下腹部に軽く力をこめて骨盤を安定させ(腰を反らせないため)
3.両手は力を抜いて体側にたらし
4.頭は骨盤のうえに置くように、首をなるべく伸ばす。
こうすると椎間板にかかる負担が少なくなりますから、歯磨きペーストのチューブが減圧されたように髄核が引っ込みます。
軽いヘルニアの障害だったら、これだけでかなりラクになります。
これは、いわば自分の力で牽引しているようなもの。
コレだったらいきなり力が抜けてヘルニアが悪化することも少ないハズです。
もちろん、正しい姿勢を保つには、適度な強さの筋肉と、栄養、休養が必要であることはいまさら繰り返すまでもありません。
くわしくは、健康系総合目次から「あなたの身体が壊れるとき」シリーズをみてくださいね!
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